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地元民が語る加古川ネタ知っとう?

加古川市東神吉町出河原にある「益気(ますけ)神社」。400年以上の歴史を受け継ぐ地域の氏神を徹底紹介します。

急な石段の先に広がる神秘の空間。木漏れ日と歴史が迎えてくれる東神吉町の隠れたパワースポット

【地元民が語る加古川ネタ知っとう?】は、加古川の地元民だからこそ知るスポットやイベントの情報を突撃取材し、加古川の魅力を発信していくコーナーです。

【益気神社(ますけじんじゃ)】

【益気神社(ますけじんじゃ)】

こんにちは、ご当地ライターのまっすんです!

 

今回で、338記事目の掲載♪

 

兵庫県加古川市東神吉町出河原。

 

のどかな田園風景が広がるこの地域に、古くから住民の暮らしを見守り続けてきた神社があります。

 

その名は「益気神社(ますけじんじゃ)」

 

華やかな観光地ではありませんが、一歩境内へ足を踏み入れると、木々に囲まれた静寂の中に、四百年以上受け継がれてきた地域の歴史と信仰を感じることができます。

 

今回、ご当地ライターまっすんが実際に現地を訪れ、境内を歩きながら、その魅力や歴史を取材しました。

【益気神社(ますけじんじゃ)】

■ 地域の人々が守り続ける静かな杜


道路沿いに建つ鳥居をくぐると、境内にはゆったりとした時間が流れています。

 

周囲を包む木々が優しい木陰をつくり、季節の風が葉を揺らす音だけが静かに響きます。

 

大きな神社ではありませんが、境内はきれいに清掃され、社殿や参道からは地域の方々が日頃から大切に守り続けていることが伝わってきます。

 

こうした地域に根付いた神社だからこそ、派手さではなく、長い年月を積み重ねた温かさや安心感があります。

 


■ 益気神社の始まりは慶長4年(1599年)


現在の出河原の益気神社を語るうえで欠かせないのが、東神吉町升田に鎮座する本社の存在です。

 

兵庫県神社庁によると、慶長4年(1599年)、益気郷の人々は現在の東神吉町にある益田山へ益気神社を創建しました。

 

戦国時代が終わり、新しい時代へ歩み始めた地域の人々が、五穀豊穣や家内安全、地域の繁栄を願って建立した氏神です。

 

この升田の益気神社が、現在の出河原の益気神社の本社にあたります。

【益気神社(ますけじんじゃ)】

■ 出河原の発展とともに創建された益気神社


出河原地区は文禄2年(1593年)に新田開発が始まり、新しい集落が形成されました。

 

開発当初、村人たちは集落中央の少し高い場所へ小さな社を建て、「わくの宮」と呼んでいました。

 

そして寛永17年(1640年)、升田の益気神社から御祭神である益気大神(ますけのおおかみ)を勧請し、現在の出河原の益気神社が創建されます。

 

つまり、今回訪れた益気神社は、本社である升田の益気神社から分かれた由緒ある神社であり、出河原地区の氏神として約380年もの間、人々の暮らしを見守り続けています。

 


■ 江戸時代から受け継がれる信仰


江戸時代、この神社は「若一王子七社大権現」と称されていました。

 

当時は神仏習合の時代であり、神社と仏教が共に信仰されていました。

 

明治維新後の神仏分離によって現在の益気神社へ改称され、明治7年(1874年)には村社となります。

 

その後も地域の人々によって守られ、幾度も修復が行われ、現在の姿へと受け継がれています。

【益気神社(ますけじんじゃ)】

■ 木々に囲まれた落ち着いた境内


境内を歩いていて最も印象に残ったのは、自然との調和です。

 

立派な木々が境内全体を包み込み、真夏でも涼しい木陰をつくっています。

 

参拝に訪れる人も多くはありませんが、その分ゆっくりとお参りができ、心を落ち着かせる時間を過ごすことができます。

 

都会の神社とは違い、鳥のさえずりや風の音を感じながら静かに手を合わせられるのも、この神社ならではの魅力です。

 

現在も毎年10月21日には例祭が執り行われ、地域の伝統行事として受け継がれています。

 

普段は静かな境内ですが、お祭りの日には地域の人々が集まり、神社が地域コミュニティの中心であることを改めて感じられるそうです。

【益気神社(ますけじんじゃ)】

■ 四季折々に楽しめる自然


益気神社は四季によってさまざまな表情を見せてくれます。

 

春は新緑、夏は深い緑、秋は色づく木々、冬は澄み切った空気。

 

どの季節に訪れても自然の美しさを感じられます。

 

私が訪れた日も、木漏れ日が参道を優しく照らし、木々の間を抜ける風がとても心地よく感じられました。

 

歴史ある社殿と自然が見事に調和し、地域の原風景を今に伝えています。


神社は単なる参拝施設ではありません。

 

そこには地域が歩んできた歴史が刻まれています。

 

慶長年間に創建された升田の益気神社。

 

そこから分祀され、寛永17年に創建された出河原の益気神社。

 

約400年にわたり地域の人々が守り続けてきたからこそ、私たちは今、その歴史に触れることができます。

 

こうした地域の文化財は、次の世代へ受け継いでいきたい大切な宝物です。

【益気神社(ますけじんじゃ)】

■ ご当地ライターまっすんの取材後記


取材を終えて感じたのは、「地域に寄り添う神社」という言葉がぴったりだということです。

 

豪華絢爛な社殿があるわけではありません。

 

有名な観光スポットでもありません。

 

しかし、この場所には四百年以上もの間、地域の暮らしを支え続けてきた歴史があります。

 

何気なく手を合わせる時間の中に、先人たちが願い続けてきた平和や豊かな暮らしへの祈りを感じることができました。

 

加古川には、このような歴史ある神社が数多く残されています。

 

ぜひ皆さんも東神吉町出河原の益気神社を訪れ、静かな杜の中で、地域が受け継いできた歴史と信仰を感じてみてはいかがでしょうか。

 

 

【 記事作成日 2026年7月31日  】

▼ 「加古川市」が紹介されている動画はこちらから!! ▼

《 下記のポイントは要チェック 》

 

1.  400年以上受け継がれる地域の氏神「益気神社」の歴史と由緒を知るべし!
2.  木々に囲まれた静かな境内で、四季折々の自然を感じるべし!

3. 升田の益気神社から分祀された出河原の信仰の歴史に触れるべし!

4.  地域の人々に守り継がれてきた文化と伝統の魅力を学ぶべし!

5.  加古川の知られざる歴史スポットとして、ぜひ一度参拝してみるべし!

【ご当地ライターまっすん】

【加古川ご当地ライター まっすん(増田真人)プロフィール】

 

高校まで加古川で育ち、大学は東大阪の近畿大学へ進学。人生の約20年間を加古川で過ごしました。


20代から30代前半にかけては大阪・神戸で勤務し、ビジネス経験を積んだ後、2012年より加古川駅前にて「会員制レンタルオフィス ~エリンサーブ~」の立ち上げに参画。

 

現在は起業支援を軸に活動しながら、複数の事業を同時に展開する“パラレルワーカー”として、地域に根ざした仕事づくりに取り組んでいます。


ご当地ライターとしては、加古川の魅力や人・場所・文化を発信し、地域と人をつなぐ役割を担っています。

 


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※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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