こんにちは。
加古川市野口町の
浜屋鍼灸院です。
今回の相談は、
「食欲不振」です
【
食欲不振のご相談】
「食欲がない時に食べないと元気が出ないと言われたり、
「薬を飲むために食べておかないとダメだと言われますがそうなのですか?」
食べ物が豊富でなかった昔は、「食べると元気になる」というのが常識でした。
また、現在でも食べ物が豊富にない地域で
発熱など体調を崩した時に糖質を摂ると回復しやすいと言われています。
しかし、動物は体調が悪いとあまり食べずにじっとしています。
人間も生き物なので本来はそうあるべきかも知れません。
食べると胃腸を働かすために大きなエネルギーを
使うので免疫がおろそかになるとも言われています。
体にとって必要な栄養素を摂るのは大切ですが、
食べれば食べるほど元気になるというわけではありません。
以下に、マウス実験の記事をご紹介します。
半日断食も良いかも知れませんね(*^-^*)
【10月20日 AFP】餌の量を減らすだけでなく、
与える回数を減らすことで、マウスの健康を向上させ、
生存期間を延ばす効果がみられたとする研究論文が18日、発表された。
科学誌「ネイチャー・メタボリズム(Nature Metabolism)」に
掲載された論文によると、1日当たりの摂取カロリーと給餌回数を変えた結果、
カロリーと回数を減らしたマウスは、通常通りに餌を与えたマウスよりも、
生存期間が約半年延びた。
給餌が1日に1回だけのマウスには優れた代謝適応も見られた。
米ウィスコンシン大学(University of Wisconsin)の
ダドリー・ラミング(Dudley Lamming)氏率いる研究チームは、
マウスを複数のグループに分けて研究を行った。
それぞれのグループに異なる量と回数の餌を与え、
通常の餌を無制限で食べることができた対照群と比較した。
このうちの二つのグループは、
1日当たりの摂取カロリーが通常よりも
30%低くなるよう餌の調整が行われた。
片方のグループには低カロリーの餌が与えられ、
終日好きなだけ食べることができた。
もう一方のグループは、通常カロリーの餌を食べることができたが、
給餌回数は1日1回に限定され、空腹の時間が21時間設けられた。
研究によると、21時間の空腹を強いられたマウスは、
対照群のマウスと比べて、約半年長く生きた。
一方、低カロリーの餌を終日食べられたマウスは、
対照群のマウスよりも若干短命だった。摂取カロリーを抑えたにもかかわらずだ。
ラミング氏は、カロリー制限の効果を得るには、
空腹の時間を設けることが重要だと言う。
さらに別のグループには、対照群のマウスと
同量の餌を3時間で食べさせ、その後1日の空腹期間を設けた。
摂取カロリーを減らさず空腹の期間を設けたこのグループは、
摂取カロリーを抑えつつ空腹時間を設けたグループと
同程度の健康効果が示された。ただ、生存期間については比較できていない。
ラミング氏は「(両グループとも)血糖値の調整と代謝適応に優れていた」と説明する。
人の場合はどうだろうか。ラミング氏は、
人が食べ物の摂取を1日のうち4~8時間の枠内に制限することについて、
短期的な研究では「一定の効果があるように思える」とした。
ただ、長期的な影響についてはまだよく分かっていないとしている。
(c)AFP/Natalie HANDEL
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