こんにちは。
加古川市野口町の
浜屋鍼灸院です。
今回の相談は、
「生理不順」です
【相談内容】
【
加古川生理不順のご相談】
生理不順や精神的ストレスなどについての質問です。
20歳の女です。生理が予定日から1ヵ月経っても来ません。
元々生理不順で早い時は30日周期、遅い時は50日や70日周期の時もありました。(初潮は小学5年生です。)
避妊はしていますが可能性はなくはないなと思い生理予定日から約2週間、最後の性交から約3週間後に検査薬を使いましたがハッキリとした陰性でした。
ここ1.2ヶ月で姉の離婚相談(愚痴)されたり、生活空間が変わったり、ペットの病気等精神的にくるものが多かったです。
また2月頃に仕事を辞め、新たに仕事を探している最中でもあり将来に対して不安で寝付けず朝8時頃に寝るというのがよくありました。
昔からマイナス思考で不安など考え込んで溜め込む性格で、他人の表情を伺いながら生きています。
ストレスからなのかここ最近の体調も悪く、
・みぞおちが痛む
・下腹部がギュルギュル鳴る
・胃がムカムカする
・不安なことを考えるだけで吐き気と動悸
・便秘と下痢を繰り返す
・酷い肩凝りと腰痛
・無意識に歯を食いしばる
などもあってストレス用の漢方胃腸薬に頼っています。
生理が来ないのはストレスや生活習慣から来てるのでしょうか?
では、今回も東洋医学的見解をします。
まず、東洋医学の分類では
子宮=肝・心・心包。卵巣=腎
が関係が深いです。
ですから、子宮の病気だからといって子宮のみを対象とした治療はしません。
子宮と関係する臓器の働きも一緒に活性化させていきます。
次に、生理の周期が早くなるのは「熱」。
遅くなるのは「寒」とされています。
基本的に冷えから周期が乱れる場合が多いのですが、
今回のような精神的ストレスが多くかかり、
その為に体の中に熱がこもってしまうようなことがあれば内熱となり生理の周期が早くなることもあります。
肝は「血を蔵す」「怒を主る」「筋を主る」などがあり、
血液や筋肉の働きに関するトラブルも引き起こしやすいのです。
今回は、
精神的ストレスが多い=「肝は怒を主る」が根底にあります。
このようなストレス(怒・イライラ)などは肝に負担をかけますので肝の働きが上手く行かず、
気も血もうまく流れなくなり生理不順を起こしてしまいます。
また、その他の症状についても肝の働きが悪いために引き起こされたと考えられます。
今回のような生理不順は根底的に肝を整えることで、解消されていくと考えられます。
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