こんにちは。
加古川市野口町の
浜屋鍼灸院です。
今回の相談は、
「頭痛」です
【相談内容】
【
加古川頭痛のご相談】
頭痛が酷いです
昨日、起き抜けにまず両方の目の奥が刺すように(?)
痛くてそのまま頭痛になりましたそれ以外の症状は多少の吐き気です。
昨日のうちは冷やしていたらアイスノンを当てている間だけ痛みが和らぎました
夜にかけて他のことに集中するにつれて我慢できる程度になりました
休みだったのでなるべく寝て過ごしたり目を使わないようにと思ってましたが夜にはケータイを見てました
今日、昨日よりはマシですが頭痛がします
今朝も目の奥が明らかにズキズキしていてしんどいです
仕事の前に熱めのシャワーを浴びたら痛みは引きましたが会社に着く頃にはまた頭痛でフラフラしてきました
今メガネ壊れてるからコンタクトしないといけなくて外れそうになってます
痛みは増したり引いたりを繰り返しており今は目の奥と右のこめかみが軽めに痛い程度です
これを描き始めた頃は車を運転するのが怖い程度に両方ガンガンしてました
今回の質問は
「頭痛」です。
東洋医学的に解説していきたいと思います。
まず、東洋医学では頭痛を分類すると、以下のようになります。
①前頭部痛→陽明経(胃・大腸)
②側頭部痛→少陽経(胆・三焦)
③後頭部痛→太陽経(膀胱・小腸)
④頭頂部痛→厥陰経(肝・心包)
となります。
今回は、目の奥が刺すように痛くて、多少の吐き気ということです。
上記の分類には当てはまらないですが、
これは「肝」が負担したために出てきた頭痛と考えます。
肝の経絡(ツボの流れは)足の親指から始まり、
目を巡って頭頂部まで流れています。
肝が負担した頭痛の特徴は
「目の奥が痛くなる」という症状です。
また、、古典には
「肝は目を主る」とあります。
つまり、肝が負担すると目に関わる症状が出てくるのです。
そして、肝と胆は表裏の関係ですので、表にある胆にも症状が出やすくなります。
ですので、こめかみ(側頭部)にも痛みが出てきます。
頭痛も原因が様々ですので、問診や触診を用いてどこが負担したための頭痛なのかを判断する必要があります。
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