更新日:2024年04月26日

加古川には楽しいイベントがいっぱい!
イベントで出会ったステキな瞬間を紹介する、広報かこがわの「グラフかこがわ」。
紙面で掲載しきれなかった場面をご紹介します。

令和6年5月号

加古川南高生とあそぼう おべんとうバスに変身!

場所:東加古川子育てプラザ

「どんな色が好き」を歌う加古川南高生

 東加古川子育てプラザ3月のお楽しみ会に登場したのは、加古川南高校ボランティア部の皆さん。集まった子どもたちを手遊びや歌で盛り上げます。「どんな色が好き?」と問いかけると「あか!」と元気な声があちこちから聞こえます。

おべんとうバスになりきる加古川南高生

歌の次はおべんとうバスに変身!子どもたちのそばを回りながら、お弁当の食べ物を次々に乗せていきます。「おべんとうバスが一番楽しかった!」と参加した女の子。

頭上を通るパラバルーンを見上げる子どもたち
 合唱部が歌う「にじ」に合わせて、カラフルなパラバルーンが頭上を通ると、わぁっ!と歓声が上がります。
 「楽しんでもらえるよう企画から考えました」と部長の関谷さん。お楽しみ会への出演は10年以上も続いているそう。「近くに行くと子どもたちの表情や反応が見れてうれしい」と語ってくれました。

聖徳太子会式(しょうとくたいしえしき)の最終日は火渡りで無病息災を祈願

場所:刀田山鶴林寺

組み木に火をつける行者たち

 鶴林寺で3月に行われる聖徳太子会式(しょうとくたいしえしき)。3日にわたる行事の最後に行われた「採灯護摩供(さいとうごまく)」は、行者(ぎょうじゃ・修行をする人)たちが、お祈りやおはらいなどをした後に組み木に火を付け、世界の平和と人々の願いの成就をお祈りする儀式です。

火渡りの道を作る行者

 供養の後は行者が組み木を崩して「火渡り」の道を作ります。見学者が裸足で次々に歩き無病息災の祈願や厄払いを行いました。

火渡りをする参加者
 私も初挑戦。熱いかなとドキドキしましたが大丈夫でした!渡り終わると行者さんが背中をポンポンと2回たたいてくれ、お札をくださいました。
 太子会式は年に一度。期間中は入山無料となり、春彼岸の法要や、六百巻もある経典を僧たちが独特な作法で次々に読み上げる法要、国宝の太子堂内部の公開も行われます。敷地内では露店も並び、太鼓やダンスなどの発表もあり多くの人で賑わいました。

そば打ち教室

場所:ウェルネスパーク

そば粉を練ってまとめる参加者
 そば打ちは「水回し」「練り」「延し」「切り」の4工程。まずそば粉に水を引き回し、練ってひとまとめにします。産地などによりそば粉の状態が違うため、水の量の見極めが難しいそう。
 「まとまりにくいそばをつなぐのは、人と人をつなぐことに通じる」と講師。
そばを切る参加者
 延ばしたそばは、折り畳んで切ります。まな板にそば粉を撒き、そば切り包丁をガイドに当てて、トントンとリズム良く切っていきます。
自分で打ったそばを試食する参加者
  できた人からゆでて試食タイム。「無駄が出ないように四角く延ばすのが難しかった」とのことですが、味は「おいしい。上出来」。自分で打ったそばは格別ですね。
 笑顔が絶えない楽しいそば打ち教室でした。