地元民が語る加古川ネタ知っとう?
加古川市平荘町池尻にある「地蔵寺」を取材してまいりました!!
日岡駅 から徒歩15分にある「曹洞宗のお寺」になります。
【地元民が語る加古川ネタ知っとう?】は、加古川の地元民だからこそ知るスポットやイベントの情報を突撃取材し、加古川の魅力をバシバシ播州弁で発信していくコーナーです。
【参道】
ども、加古川ご当地ライターのまっすんです。
今回で、158記事目の掲載♪
「地蔵寺」の取材にいってまいりました!!
こちらは曹洞宗のお寺になります。参道はこんな感じで山の方に伸びています。
【石垣1】
参道を左にぐるっと周ると、こんな感じの石垣が見えてきます。
お寺の割に、お城みたいな立派な石垣ですよね。
近寄って見てみたい気持ちが湧いてきたので、近くにいってみましょう!!
【石垣2】
どーんと!!
石垣すごいです!!
このアングルだけの写真を見ると、お寺ではなく、お城にきたって感じですよね!
もしかすると、このお寺ももともとお城跡かも!?
【正門】
石垣のまわりをぐるっと周ると、正門がどーんと!!
堂々の佇まい!!
そして左右の仁王像!!
間違いなく、由緒正しいお寺!!
この写真だけみても、迫力ありますね。では、門をくぐってみましょう。
【本堂】
こちらが本堂!!
正門どおりに、迫力が半端無いですね。
屋根の重厚感がすごい!!
左右にシャチホコのようなオブジェもしっかり鎮座しています。
【地蔵立像】
そして、このお寺の見所がこちら!!
お地蔵様が形作られたオブジェになりますが、三体横並びで並んでいます。
こちらが、市の指定文化財になっているようです。
実際の説明文をみてみましょう!!
【看板】
市指定文化財
胎蔵界大日一尊種子板碑及び地蔵立像
平成三年十月一日指定
この板碑及び地蔵立像は、古墳の組合式石棺の側石を使用し、背面に胎蔵界大日如来の子を刻み、その下に弘安四年(一二八一)四月廿日の銘を刻んでいます。
この銘から鎌倉時代中期末の造立であることがわかります。
また、正面には地蔵立像を問り出し、周囲に二重光背形輪郭を彫っています。
その作風は左にある六地蔵石仏と似ており、正面の地蔵立像は、背面の板碑より三十年後
の鎌倉時代後期、建立されたものと考えられます。
石棺の部材を利用して造った板碑を、後に石仏を刻み再使用したような例はほとんどなく、数少ない鎌倉時代中期末の板碑であるだけでなく、珍しい二重
の光背を彫っているなど貴重な石造品であるといえます。
左側にある石棺仏は、縄かけのある家形石棺の蓋に六地蔵が彫られており、下方に被養者と思われる男女二体の像が刻まれています。
銘文はありませんが鎌倉時代後期に造られたものと考えられます。
平成四年七月
加古川市教育委員会
【渡り廊下】
こちらが、本堂と結ぶ渡り廊下で、風情のある造りになっていますね。
まっすん、実際歩いてみたい!!笑
この渡り廊下の右手には実は、こんな世界が広がっています。
【裏庭】
こちらが裏庭!!
祠があり、池があり、鶴の石像があって、かなり繊細なお庭ですよね。
石垣、門、本堂の造りにびっくりさせられたお寺でしたが、最後にこんな裏庭が見れるとは思ってもみませんでした!!(泣)
次回の加古川取材をお楽しみに~♪
以上、ご当地ライターのまっすんでした~!!
(現地取材日:2021年5月31日) ▼ 「加古川市」が紹介されている動画はこちらから!! ▼
《 下記のポイントは要チェック 》
1. ちょっと長めの参道をしっかり歩くべし!!
2. 門をくぐる前に、石垣に感動すべし!!
3. お城址のような感覚で、お寺に参るべし!!
4. 裏庭のスポットは見逃がさずに必ず拝見すべし!!
5. 市の指定文化財にしっかりと手を合わせるべし!!
【増田兄弟・兄まっすん】 ※ 写真は30代前半!!(笑)