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地元民が語る加古川ネタ知っとう?

養田薬師さんと言われている浄土宗の「法音寺」を取材してまいりました~!!

浄土宗西山禅林寺派のお寺で、御本尊は、「阿弥陀如来」様が祀られています。

【地元民が語る加古川ネタ知っとう?】は、加古川の地元民だからこそ知るスポットやイベントの情報を突撃取材し、加古川の魅力をバシバシ播州弁で発信していくコーナーです。
【法然寺看板】
【法然寺看板】
ども、加古川ご当地ライターのまっすんです。

今回で、148記事目の掲載♪

今回は「法音寺
の取材にいってまいりました!!

こちら、山陽電車「尾上の松駅」から歩いている途中で発見したお寺になりまっす。




【養田川】
【養田川】
寺の横には、こんな感じの小川が流れていまして、看板をみてみると、養田川って書いてありました。

柳っぽい木が川沿いに植えてあって、なんか雰囲気がいいですね~


【正門】
【正門】
こちらの写真が正門側になります!!立派な看板が掲げられています。

門の上の作りも、職人技が感じられますね~

早速、境内に入っていきましょう。


【本堂】
【本堂】
境内に入ると、早速でてくるのが、左手に本堂!!

近づかなくても、立派な風格というか装いが漂っていますね~
【薬師堂2】
【薬師堂2】
ここは薬師寺ということなので、本堂とは逆の門をくぐって右手には、このような薬師堂(やくしどう)が建っています。

薬師堂は、薬師如来を本尊とする仏堂の呼称の事です。

まっすん、豆知識!笑

【薬師堂1】
【薬師堂1】
薬師堂正面は、こんな感じで、左手には、文字がたくさん書かれた看板が立っています。

近づいて、内容をみてみましょう!!



【看板】
【看板】
----------------- ここから ------------------

【 養田のお薬師さん 】

お薬師様と言う仏様は、くわしくいえば東方薬師医王瑠璃光如来と申して、字の如く東の国に居られて一切の病気をなおして下さる仏様で、当山のお薬師様が西向きのお薬師様として有名なのもその意味なのです。

さて当山のお薬師様は、その昔人王四十五代聖武天皇(七二四)の頃からの由緒ある仏様で、江戸時代播州地方に疫病が流行した際には薬師さんを高砂、尾上等の各所に移してお加持をしたところ、疫病が退散したとのいわれが記録にあり、大正を中心に播州各地より多くの信者が参詣し心のささえとして信仰されてきたことは今なお耳新しいところであります。

又伝記によれば慶長の頃(一五九六)播州御着の城主、豪族真田大太郎崎次の父が不治の難病にかかり種々手を尽せしもその効なし。

崎次悲歎にくれ父の難病平癒のため医王陀羅尼を念誦すること一年有余、或る夜白髪の老翁崎次の枕辺に立給いこれより東方数里、尾上の地に薬師の霊像あり、汝身心を浄め一心正念に祈願し奉れば必ず御利益を得るべしと告げて消去り給う。

崎次直ちに此の地に向い霊像の御許に参籠して礼拝念誦すること一七日に満る暁、父の病苦忽ち平癒しも夢の覚めたるが如し。

崎次の父子その御利益を悦び直ちに一宇を建立せられた。今
の大崎は真田大太郎崎次が名に依って名づけられたのである。

その後現在の処に移されたことについては不明であるが今な
お大崎の地に薬師田という字は残っている。

この世を幸せに暮らすにはいろいろの病気を除き健康に生きることでありましょうし、諸々のよいことを行なうことにつきるといえましょう。

皆さまどうか此の霊仏を心の糧として毎日をおすこやかにおくらし下さい。

----------------- ここまで ------------------

と書かれておりました~!!


【お地蔵様】
【お地蔵様】
疫病が退散したいわれが残っているようですね。

いま世の中に、コロナウィルスが蔓延しておりますが、薬師さんの御利益で、早く退散してもらえるようにしっかりとお参りさせていただきました~!!


 
次回の加古川取材をお楽しみに~♪

以上、ご当地ライターのまっすんでした~!!


(記事作成日:2021年4月20日)
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《 下記のポイントは要チェック 》

1. 尾上の松駅から、散策してみるべし!!
2.
 お寺横の小川も癒し系の散策スポット!!
3. 薬師堂とは何か知ってから、参拝すべし!!
4. 長文の立て看板でしっかり学ぶべし!!
5. コロナの退散を祈願すべし!!
増田兄弟
増田兄弟
【加古川ご当地ライター まっすん(増田兄弟)のプロフィール】

加古川に生まれ、学生時代はずっと加古川で過ごし大学は東大阪の近畿大学でしたが、加古川から通っておりましたので約20年ぐらい加古川で生まれ育ちました。

その後、大阪・神戸で仕事しておりましたが、2012年から加古川市の委託事業として、加古川駅前に「起業支援型シェアオフィス」の立ち上げに関わり、現在も加古川で働いております。

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