こんにちは。

加古川市野口町の浜屋鍼灸院です。

今回の相談は、「自律神経失調症」です



【相談内容】

【加古川自律神経失調症のご相談】


自律神経失調症について…。

最近たまに体調がすぐれないんです。

頭痛
倦怠感
喉が痛い
軽いめまい、ふらつき
熱はないけどなんだか熱っぽい感じがする
耳鳴り

があります。

２年くらい前に突発性難聴を患って、左耳の聞こえが悪く治ってません。
ストレスはためやすいほうです。
もしかしたら…なんてことを考えてしまいます。



今回も東洋医学的見解を述べます。

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れた状態で様々な症状がでることをいいます。


自律神経のバランスが崩れる原因は様々です。

①　過度のストレス（怒りや不安、悲しみなど）

②　過度の働きすぎ（過労）

③　過度の怠けすぎ（安逸）

④　飲食の偏り（肉食や砂糖の取り過ぎなど）

が、主な原因となります。


③の怠けすぎを除けば、交感神経が優位となっていることがほとんどです。

つまり、緊張状態が続いている感じです。

そうなると、不眠、胃痛、むかつき、下痢、動悸、めまい、のぼせ、ふらつき、食欲不振、震え、首や肩が凝る・・・と様々な症状がでます。

交感神経緊張状態を解消させるためには、副交感神経がよく働くようにしなければなりません。

そのためには、

①呼吸を大きくするようにする（背中が膨らむような感じにする）

②頸椎の調整をする（特に頸椎1-2。延髄が呼吸中枢である）

③下腹部を温める（太陽神経叢の活性化。腸の活性化。腸と脳は密接に関係する）

④皮膚の刺激（軽い刺激はリラックス効果がある）

⑤太陽光に当たる（メラトニンの活性化は良質な睡眠を導きやすい。日光はビタミンDの生成に必要→カルシウムの調整に必要。カルシウムは精神安定に必要）

⑥軽い運動をする

⑦偏食をせず、バランスよく食事をとる（ビタミンやミネラルの摂取）

⑧よく噛んで食べ、食べ過ぎないようにする

⑨リラックスできる環境を作る。または、行く（森林浴など）

と言ったことが大切になります。

治療としては、肝経や心包経、心経のツボを使うことが多いです。


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