こんにちは。
加古川市野口町の
浜屋鍼灸院です。
今回の質問は、
「腰痛」です
【ご相談】
【
加古川腰痛のご相談】
腰痛で悩んでいます。
5年前にギックリ腰をしてから、毎年腰痛で辛い思いをしているのですが
歳を重ねる毎にその回数も増え、この春からはちょっとした動作で、腰を真っ直ぐに出来ない程の腰痛がほぼ毎月起こっています。
今まで、整形外科でマッサージや針治療、
カイロに月1度通うといった治療をしてきましたが、
頻度的からいって根本が治ってないから
悪化してきているのかもしれないと思い他の整形外科で診断してもらったところ
「おそらく椎間板ヘルニアでしょう1度MRIの検査をしましょう」という事になりました。
安静休養後回復して、30分程歩いたり仕事に戻るとまたちょっとした動作を
きっかけに腰痛に襲われ座っていても痛さとだるさでかなり辛いです。
また仕事や生活していく中で注意する点等アドバイスを頂けると助かります。
今回の
腰痛について東洋医学的視点から解説します。
「5年前にギックリ腰をしてから、毎年腰痛で辛い思いをしているのですが
歳を重ねる毎にその回数も増え、この春からはちょっとした動作で、
腰を真っ直ぐに出来ない程の腰痛がほぼ毎月起こっています」
ということから、考えられるのは
腎臓が負担しているためだと考えられます。
もう少し詳しくいうと、腎臓が腫れている状態だと思います。
東洋医学では、
「腎は腰の府」と言われています。
つまり、腎臓は腰と深く関係しているということです。
現代解剖学から考えても腎臓は腹壁後器官(背中側にある)で腰椎1-2の高さにあります。
ですので、腎臓が負担すると腰痛が出てきます。そして、腎臓が腫れた状態になると腰を伸ばせない状態になります。
また、
「腎は精を蔵す」と言われます。
精は年齢と共に減少していくので、腎臓の働きが悪くなります。
年齢と共に腰痛が出やすくなるのはこのためだということです。
腎臓からの腰痛の特徴の一つとして
「腰膝酸軟」といい、腰から下が重だるくなるというものがあります。
ですので、東洋医学的治療としては、
「腎虚」(腎の弱り)と診立て、「補腎」(腎を補う)治療となります。
ツボとしては、太谿、照海、腎兪、関元、志室、気海兪、次髎などになります。
自宅でできる方法としては、内ももを解すことをします。
内ももには、腎経といって腎臓の経絡が流れています。
また、内ももの筋肉は腰の筋肉と連動しているため、
内ももを解すだけでも腰痛は和らいできます。
そして、腎は冷えをとても嫌う臓器です。
体を冷やす食材(陰性食品・特に砂糖)や冷える服装などは極力避けるべきです。
その他に、睡眠不足なども腎臓が負担する原因になります。
まとめると、
① 体を冷やさない
② 十分な睡眠をとる
③ 内ももを解す
になります。
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