加古川駅前の起業支援シェアオフィス@エリンサーブの増田です。
今日は、「エリンサーブ加古川オフィス」気になるニュースをお伝えしていこうと思います。
【 なぜ社内ベンチャーが大きく育たないのか? 】
社内ベンチャーが大きく育たない理由は3つ。
アイデア出しの支援不足、企画の精度が高められないこと、
選ばれた後の育成支援不足があげられます。
▪︎ 社内ベンチャー制度の問題点
大企業が社内から新規事業提案を募って、
審査を通ったものに社内ベンチャーの認定を与え、事業化する制度があります。
社内ベンチャー制度と呼ばれるものです。
かなり以前から取り組まれていますが、
なかなか本業の代わりになるような事業が育ったという話を聞きません。
これには3つの問題点があると考えます。
1つは、「アイデア出しの支援不足」です。
社内ベンチャー制度を持っている企業は、
その事務局となる部署を設置していて、
年に1度程度社内からアイデアを募集していますが、
大半の企業が、いいアイデアを出させる努力をしていません。
社内にいる人材は、既存の事業のことしか知らないわけですから、
そうした社員から何かアイデアを出せと言っても、
そうそういいアイデアが簡単に出るわけがありません。
「筋のいいアイデア」がない限り、そこから先いくら肉付けしても徒労に終わります。
どのようなアイデアが筋のいいアイデアかは後述しますが、
少なくとも社員に対して筋のいいアイデアの出し方くらいは教えないと、いいアイデアは出てきません。
2つ目は、「肉付け指導不足」です。
多くの企業が、提案フォーマットを決めて、
記入事例を紹介して、この通り書いて出してください、という具合に進めています。
そして、応募者から書いて提出されたものを見て、
これはここがダメだ、あそこがダメだ、とダメ出しをした挙句、
「ちっともいいのが出てこない」と嘆きます。
応募者は素人です。
事務局が作った記入フォーマットのどこがポイントなのか、
どことどこが整合性が取れていなければならないのかなど分かりません。
それを、フォーマット一枚で理解しろといっても無理です。
やはり、本書で述べるような事業計画の立て方、
事業計画書の書き方を指導しなくては、
ツボを押さえたものがかけるようにはなりません。
3つ目は、選ばれた後のベンチャーの「育成支援不足」です。
英語でインキュベーション、日本語で「卵を孵化すること」を指しますが、
新規事業の卵をうまく孵すような温め方、育て方が必要です。
卵は、長い時間温めてあげないと孵化しませんし、
孵化したばかりのヒナはよちよち歩きですから、
いきなり生存競争の荒波にもまれてはひとたまりもありません。
ところが、そうした育て方が上手な企業が少ないのが現状です。
ですから、まず社内ベンチャーの事務局の方々は、
事業計画立案ノウハウを取得して、アイデア出しや、肉付け、
育成支援をしてほしいと思います。
また提案者を目指している方々は、
自分でいいアイデアを出し、中身の濃い事業計画書を作りましょう。
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