地元民が語る加古川ネタ知っとう?
大蛇が棲息して里人を苦しめていたのを、一人の旅僧(観智上人)が退治し、寺が開創されたと伝えられている「龍泉寺」を取材致しました!
【地元民が語る加古川ネタ知っとう?】は、加古川の地元民だからこそ知るスポットやイベントの情報を突撃取材し、加古川の魅力をバシバシ播州弁で発信していくコーナーです。
紅葉
ども、加古川ご当地ライターのまっすんです。
今回の記事は、加古川町平野にある「龍泉寺」を取材してまいりました!!
では早速見ていきましょう!
ここのお寺は、まっすんが運営している加古川オフィスから割と近くの西方面にあるお寺です。
やはりこの時期は紅葉がきれいですね~。
これから寒さが増してくるとどんどん紅葉は進むので楽しみです!!
お寺と紅葉は本当にマッチしますね♪♪
大木
こちらのお寺の正面の門に向かって、右手に、そびえ立った大きな木が象徴的です。
寺にこんな細長くて、高い木があるのは珍しいですね。
実際、近くまでよって下から眺めると迫力があります!!
看板1
お寺の境内にはいるまでに、お寺の説明の看板が立っておりました。
内容をみてみましょう!!
----------- ここから -----------
境内の西南隅に立っており
水輪は、花崗岩製で、他は竜山製、本来この塔は、現在地より約西100mの旧山陽道添いにあり昭和10年ごろ拡幅工事のため現在地に移された。
康永3年(南北朝時代)の銘が記されている。
----------- ここまで ----------
どうやら、五輪塔というのがあって、このお寺の特徴のようですね。
移転されてきた歴史があるようです。
楽しみですね!!
入り口
正面のお寺の境内に向かってまっすぐな道が延びています。
かなり車がおけるスペースがあるので、結構由緒正しいお寺であることを感じますね~。
では早速敷地内にいってみましょう♪♪
五輪塔が楽しみ♪♪
看板2
門をくぐって、左手にも入り口にあった看板とは別に、「五輪塔」の説明がさらに詳しい内容で書いておりました。
----------- ここから -----------
五輪塔は、水輪に弥陀の種子キリークを刻む花崗岩と、他は竜山石(石英粗面岩)で造られています。
この塔は、寺の前の旧山陽道の西方約150mの北側路傍に建っていたが、道路拡幅により現在地に移されました。
地輪の現在の東面には、南北朝時代の康永三年(1344)の造立銘文が刻まれています。
----------- ここまで -----------
何かしら昔に掘られた文章も書かれているようですが、「南北朝時代」ということなので、かなり昔の塔のようですね。
看板の奥を見てみると・・・。
五輪塔
じゃーん!!
でてきました!!
こちらが、五輪塔!!
塔なので、縦に長いかと思いイメージが少し違いましたが、確かに石が重なり合って塔のようになっていますね。
どうやら、質が違う石で造られているようです。
お寺の敷地のちょうど入って左端の方に鎮座しております。
岩
なにやら詩が書かれたこのような石もございました。
お寺の中には、メッセージ性があるものがよく置かれてますね。
やはり当時の人々に、様々な考えを伝える役割を果たしていたことが想像できますね。
本堂
こちらが本堂にになります。
この日、ちょうど改築工事をされていたので、足場が組まれていたりしておりました。
お寺の説明が、このように書かれておりました。
<龍泉寺>
龍泉寺は浄土宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来です。伝説によるとその昔、付近に大池があり、大蛇が棲息して里人を苦しめていたのを、一人の旅僧(観智上人)が退治し、寺が開創され、その縁により龍泉寺という寺号が起こったと伝えられています。
渡り廊下
「大蛇の伝説」が残るお寺のようですね。
ストーリー性が、現代にも残されているのがとても興味深いです。
本堂から、横の左に位置する建物に延びる渡り廊下のようなものがございました。
左手に目をやると・・・。
龍泉寺ピッパラ子供文庫
こちらのお堂がたっております。
境内のお堂には、「龍泉寺ピッパラ子供文庫」があり、児童書を中心とした蔵書は約5,000冊。現在も文庫活動が続けられています。
大人を対象としたライブラリーコーナーもあるようです。
お寺で文庫活動をされているというのも、特徴的ですね。
お寺をじっくり見ていくと、様々な特徴がみつかって面白いですね!!
次回の取材をお楽しみに~♪♪
以上、まっすんでした!!
(現地取材日;2018年11月12日)
《 下記のポイントは要チェック 》
・ お寺と紅葉のコラボを体験すべし!!
・ 大蛇の伝説をさぐってみるべし!!
・ 五輪塔をみつけるべし!!
・ 改築後に再訪すべし!!
・ 「龍泉寺ピッパラ子供文庫」をのぞいてみるべし!!
増田兄弟
【加古川ご当地ライター まっすん(増田兄弟)のプロフィール】加古川に生まれ、学生時代はずっと加古川で過ごし大学は東大阪の近畿大学でしたが、加古川から通っておりましたので約20年ぐらい加古川で生まれ育ちました。
その後、大阪・神戸で仕事しておりましたが、2012年から加古川市の委託事業として、加古川駅前に「起業支援型シェアオフィス」の立ち上げに関わり、現在も加古川で働いております。
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