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地元民が語る加古川ネタ知っとう?

宿場町として栄えていた現在の寺家町商店街にある、陣屋(山脇邸)を取材してまいりました♪♪

大名や明治天皇も休憩された文化財指定の姫路藩役所の木造平屋建て

【地元民が語る加古川ネタ知っとう?】は、加古川の地元民だからこそ知るスポットやイベントの情報を突撃取材し、加古川の魅力をバシバシ播州弁で発信していくコーナーです。
寺家町ストリート
寺家町ストリート
桜が全国的にもうすぐ満開ですね♪♪

ども、加古川ご当地ライターのまっすんです。

今回は、「わがまち加古川60選」シリーズの「寺家町商店街」内にある陣屋(山脇邸)を取材してまいりました!!

寺家町商店街は、まっすんの普段仕事しているJAビルからとても近いです。

ビルの北を、東西に通る商店街で、昔は大変栄えていたとのことですが、現在も、昔のノスタルジックな雰囲気を残しながら、様々なお店があり、イベントも開催されております。

まっすんは、この雰囲気がとても好きです。

最近の若い方も、寺家町界隈の雰囲気に新しい息吹を吹き込み、多様な街並みや文化が新しく形成されようとしています。
じけまちまっぷ
じけまちまっぷ
ビルから西へ少し歩くと、「じけまちまっぷ」という看板があります。

こちらのマップを見れば、商店街に並んでいる店が一目で確認できますね。

これは便利!!

商店街を端から端まで歩くと結構な距離があります。

加古川ノスタルジック散歩みち
加古川ノスタルジック散歩みち
マップの反対側の看板に、このようなマップも貼ってありました。

「加古川ノスタルジック散歩みち」

手書きのポスターでとても見やすい!!

これを見ると、確かに歩きたくなりますね。

本当にこの界隈は、明治、昭和の雰囲気が漂うノスタルジックな雰囲気が漂っています。
ニッケパークタウン
ニッケパークタウン
寺家町商店街を東から入り、ずっと西へ歩いていくと、昨年リニューアルされた「ニッケパークタウン」が右手にでてきます。

ニッケが見えてくると、西の端はもうすぐです。

寺家町西端
寺家町西端
これが、寺家町商店街の西の端。

このあたりに、今回の目的の陣屋(山脇邸)があります。

陣屋って最近は、使わない言葉ですが、昔、「参勤交代」という制度があった際に、ここを通行する大名の為に、接待などで使われた建物のことだそうです。

旅館みたいなもんですね。

まっすんと同じ名前の、

「旅館 増田屋」

という名前で営業していたころは、明治天皇が泊まりにきたとのこと。

なんか、同じ苗字というだけで、まっすん鼻が高くなります!!笑
わがまち加古川60選
わがまち加古川60選
陣屋の前に立っておりました!!

いつもの「わがまち加古川60選」の看板。

内容は、このように書いておりました。

----------- ここから -----------

「寺家町」はJR加古川駅の西側一帯の大字名です。江戸時代には西国街道の宿場町「加古川宿」として栄えたところで、現在の寺家町の商店街にその名残をとどめています。姫路藩の藩役所であった陣屋、黒壁の旧家、商店の軒先に残るうだつ、光念寺の白壁など、歴史を感じさせる古い町並みが今も残っています。       

----------- ここまで -----------

なるほど、姫路とゆかりがあるようですね。

うだつというのは、「うだつが上がらない」のうだつですね。

この商店街の建物にも、確かに「うだつ」が残っている建物が点在しています。

近年、商店街のイベントとしては「土曜夜市」をやっておりますが、昔は、「誓文払い」というものがあったそうです。

説明はこのようにありました。

----------- ここから -----------

多くの人で賑わった「誓文払い」。誓文払いとは、江戸時代に商人が、客とのかけひきに嘘を交えた罪を払い、神様に神罰を免れるように祈ったことに始まる、年末の大安売り期間のことを言います。加古川の誓文払いは、明治時代に始まり、期間中は東播磨全域から数万人の買い物客が訪れて賑わいました。

----------- ここまで -----------

数万人というのがすごいですね!!

まさに、ここは加古川の衣食住の情報発信の中心になっていたことがわかります。

昔は、娯楽施設などもたくさんあったそうです。
陣屋(山脇邸)門
陣屋(山脇邸)門
実際の陣屋はこちら!!

この写真は門になりますが、閉まっており、普段は入ることができません。

外からですが、少し中の様子を見たいと思います。
陣屋(山脇邸)
陣屋(山脇邸)
門の前に、陣屋の説明がこのようにありました。


----------- ここから -----------

陣屋(山脇邸)

市指定文化財 平成10年1月8日

陣屋は、姫路藩の加古川役所として、
宝暦2年(1752)3月18日に建造され、
参覲交代のために加古川宿を通行、
宿泊する大名に対する応接などに使われていた。

明治18年8月9日には、
明治天皇が西国街道を巡幸の際、
ここで昼食をとられた。

このとき、松盆栽を陳列したことから
「樹悳堂」の名を贈られた。

建築内部は、中央部に上段の間を配し、
応接部分の部屋割りが良好に残っている。

江戸時代の加古川宿の面影を残す建物として貴重である。

----------- ここまで -----------


なんと、加古川市の市指定文化財になっているとのこと。

中に関する説明も書いておりますが、公開された時も今まであったのかもしれませんね。

明治天皇が泊まったお宿、ぜひ中を見てみたい♪♪笑
陣屋(山脇邸)正面
陣屋(山脇邸)正面
門の隅から、正面の建物に続き、石畳を見ることができました。

すごく旧家の雰囲気が伝わってきますね。

この裏には、近代的なショッピングモール「ニッケパークタウン」がありますが、このコントラストが、なんとも言えない雰囲気をさらに引き立てますね!!

時間の経過を肌で感じることができます。
陣屋(人形店)
陣屋(人形店)
すぐ隣の建物は、「陣屋」という名前の人形屋さんになっており、五月人形などの人形が店頭で売られておりました。

まさに、この陣屋からとったネーミングですね。
光念寺
光念寺
寺家町商店街の南側には、「光念寺」というお寺があります。

まさに、今は桜のシーズン!!

境内には、3本ほどの大きな桜があり、咲き乱れておりました。

日本の四季は、本当に美しいですね。

こういう景色も、今まで加古川が培ってきた歴史が作りだしたものですね。

先人に感謝です♪♪

また、加古川レポしていきますね。

以上、まっすんでした♪♪

(現地取材日;2018年4月2日)
▼ 「寺家町商店街」の紹介動画はこちらから!! ▼
《 下記のポイントは要チェック 》

・ 
わがまち加古川60選!!

・ じけまちまっぷを探すべし!!

・ 寺家町商店街を走破すべし!!

・ ノスタルジックな雰囲気を味うべし!! 

・ 陣屋を調査すべし!!
【加古川ご当地ライター まっすん(増田兄弟)のプロフィール】

加古川に生まれ、学生時代はずっと加古川で過ごし大学は東大阪の近畿大学でしたが、加古川から通っておりましたので約20年ぐらい加古川で生まれ育ちました。

その後、大阪・神戸で仕事しておりましたが、2012年から加古川市の委託事業として、加古川駅前に「起業支援型シェアオフィス」の立ち上げに関わり、現在も加古川で働いております。


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