地元民が語る加古川ネタ知っとう?
赤壁で有名な加古川市の春日神社を取材してまいりました♪♪
【地元民が語る加古川ネタ知っとう?】は、加古川の地元民だからこそ知るスポットやイベントの情報を突撃取材し、加古川の魅力をバシバシ播州弁で発信していくコーナーです。
春日神社真正面
ども、加古川ご当地ライターのまっすんです。
今回も、「わがまち加古川60選」シリーズのひとつ「春日神社」に取材に行ってまいりました!!
ちょうど、2号線南の加古川沿い東詰近辺にある神社で、車では行きにくいですが、河川敷沿いを走っていると、右下に鳥居が見えてきます。
春日神社の正面はこんな感じ♪
春日神社って、全国にある名前ですよね、よく聞きます。
ここは加古川の春日神社で、ゆかりがいろいろあるようです。
春日神社
春日神社の祭神は、看板にも書いていましたが、4つの神様が祀られているようですね。
よくお正月に複数の神社に参ると神様が喧嘩するなど聞いたことがありますが、喧嘩しない神様もいるようです。笑
春日神社(祭神)
武甕槌命(たけみかづちのみこと)
経津主命(ふつぬしのみこと)
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
比売神(ひめのかみ)
※ 四神が含祀され一社総殿と言います。
神社正面
公園内にある神社で、滑り台や、ブランコがある中に社があって、独特の雰囲気がありますが、さすが、4つの神様がいるだけあって、立派な佇まい!!
夕方にいったので、電気が灯されていて、とてもいい雰囲気でした。
わがまち加古川60選
「わがまち加古川60選」の看板には、このように書かれておりました。
公園内にあるこの神社は、文治2年(1186)ごろ、時の雁南庄(がんないしょう)の領主、糟屋有季(かすやありすえ)が奈良本宮の春日大社から分霊を迎えて建立しました。
加古川城主糟屋武則(かすやたけのり)は有季の子孫です。
境内には赤い壁が印象的な丸亀神社(通称「赤壁さん」)があります。
この赤壁には化猫話が伝えられており、映画化もされました。
赤壁さんの話
《 ここがこのスポットのポイント♪ 》
地元で、「赤壁さん」と親しまれているこの「赤壁大明神」は、大正時代には、「赤壁」と言えば「加古川」と言われるほど、映画や講談に登場してくる有名な社でした。
江戸時代の中頃、加古川宿に徳蔵と言う腕のよい、サイコロの賭博が何より好きで、そのせいで貧乏暮らしを続けておりましたが、「タマ」という猫を飼い、とても可愛がっておりました。
ある日のこと、タマを懐に入れて博打場にでかけたところ、妙なことにサイコロの目が丁(偶数)なら両目を閉じ、半(奇数)なら片方の目を閉じるではありませんか。
徳蔵はタマの合図で久々に大勝ちをしたその帰り道、徳蔵に有り金すべてを巻き上げられた梅吉、松吉兄弟の待ち伏せに合い、金を奪われ殺されてしまいました。
講談の続きは、その後タマが主人徳蔵の仇討ちを果たしますが、無念にも返り討ちに合ったタマの血で真っ赤に染まった壁を使って建立された社が「赤壁大明神」の起こりです。
今も、赤壁さんと親しまれて、勝負に強い忠義なタマの御霊が祀られています。
撫猫
これがその撫猫。殺されたとなると可哀想ですが、勝負に強い猫だったんですね♪
撫でるといろいろなご利益がありそうですね。
最近は、犬派の人より猫派の人が増えているそうなので、この春日神社も人気が出る予感!?
猫カフェとか流行っていますもんね!!
赤壁神社
上記のような伝説?が残っていますが、実際は諸説あり、川の近くにある神社なので、通常の白い壁だと太陽の光が反射して、魚に影響するので、赤い壁にしたなどいろいろと話は残っているみたいです。
そんなことを考えながら見てみるのも、ロマンを感じますね~♪♪
山崎稲荷神社
お稲荷さんは、それぞれこういうご利益があるそうです。
赤壁稲荷神社
丸亀稲荷神社
祭神 宇迦之御魂神
家内安全 受験 勝運
山崎稲荷神社
祭神 宇迦之御魂神
別名 御乳母の懐
赤い鳥居
その隣には、赤い鳥居が目立つ社が鎮座しています。
赤い鳥居の神社って、なんか身が引き締まる思いがしますね。
加古川にも、たくさんの神社がありますが、この神社は川沿いで割と加古川の街から近い場所だったので、川の事故などを心配してなどいろいろとその時代の思いがあったかもしれませんね~。
地神稲荷大明神
向かって左にあるこちらの神様は
地神稲荷大明神とのこと。
祭神 宇迦の御魂神
「商売繁盛」「学業成就」のご利益があるそうです♪♪
社
この社の正面の柱には、左に、「国家安泰」と書いています。
よく神社では、「家内安全」などが多いですが、国レベルの安泰を願ってと書いてあるので、由緒正しいお寺のような気がします。そんなことひとつでもいろんなことを感じますね♪♪
春日神社全体
春日神社をひいて、全体をみるとこんな感じ♪
右手には、大きな大銀杏があります。
取材にいったのは、春先だったので銀杏の紅葉は見れませんでしたが、秋のお祭りシーズンには黄色一色に染まるようです。
また秋に来たいな♪
夫婦銀杏
下からみると、しめ縄が結ばれ大迫力!!
先が二股に分かれているので、夫婦銀杏とも言われるそうです。
触ると、夫婦円満になるといういわれもあるそうです。
最近仲が、微妙な夫婦やカップルは一度訪れてみては!?
(記事作成日;2017年3月29日)
《 下記のポイントは要チェック 》
・ 神社の赤壁に注目!!
・ わがまち加古川60選!!
・ 撫で猫でご利益もらうべし♪
・ 樹齢100年の夫婦銀杏を見上げるべし!!
・ 春と秋の祭りシーズンもベスト!!
【 所在地 】 加古川町本町592
【 アクセス 】 神姫バス「加古川橋東詰」下車すぐ
【加古川ご当地ライター まっすんのプロフィール】
加古川に生まれ、学生時代はずっと加古川で過ごし大学は東大阪の近畿大学でしたが、加古川から通っておりましたので約20年ぐらい加古川で生まれ育ちました。
その後、大阪・神戸で仕事しておりましたが、4年前から加古川駅前に「起業支援型レンタルオフィス」の立ち上げに関わり、現在も加古川で働いております。
▼ 加古川駅前の起業支援シェアオフィスはこちら!!
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